荒川 昇治 (第59回卒)
~八幡商業高校初のプロ野球選手~
昭和15年、第27回中等学校優勝野球大会で活躍。
八幡商業を卒業後、社会人野球の昭和鉄鋼経て、戦争を体験。戦争から帰ってきて昭和22年にプロ野球の太陽ロビンスに入団する。
昭和23年10月5日の対中日ドラゴンズ戦でサヨナラホームスチールを記録する。
捕手としては足が速く、昭和30年には32盗塁を記録する。
昭和25年ペナントレースでは水爆打線の8番を担い打点88を誇り、正捕手としても攻守に活躍しベスト9に選ばれている。
昭和26年にはオールスターゲームにも初出場し、巨人軍、別所毅彦・川上哲治・青田昇・千葉茂、大阪軍(現阪神)藤村登美男、国鉄の金田正一、名古屋の杉下茂など名だたる日本のプロ野球選手に並び、正捕手としてファン投票第1位で出場している。
昭和30年に毎日オリオンズに移籍し、同年に引退する。
捕 手/荒川 昇治(あらかわ しょうじ)
生まれ:1924年4月15日
球 歴:八幡商→昭和鉄鋼→太陽→大陽→松竹→大洋→洋松→毎日
プロ野球での年度別打撃成績表 |
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