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1931年
(昭和6年)
第49回卒
第17回 全国中等学校優勝野球大会 京津大会 出場
 今までの大会は、滋賀県と京都府のチームが一緒になってのトーナメント方式で対戦していたが、近年参加校が増加してきているために、ひとつの大会で運営していくことが日程的に大変なため、この第17回大会からは、滋賀県、京都府に大会運営が分かれ、その代表校が二次予選として、甲子園出場を競い合う形となる。滋賀県予選では13校が参加し、八幡商は前年大会での勢いをそのまま発揮する。一、二回戦を危なげなく勝ち上がると、準決勝大津商戦は辛くも勝利する。決勝戦は、滋賀師範戦を7-1と振り切り、八幡商初となる滋賀県大会優勝を飾ることとなる。
この年代は若原正蔵投手が大活躍し、のちに早稲田大学でも大いに活躍される選手であった。
滋賀県からの二次予選進出は、優勝した八幡商と準優勝の滋賀師範2校、京都府からは京都師範、平安中、舞鶴中、京都一中の4校、計6校で争われた。一回戦は滋賀県同士の戦いとなり、滋賀師範を下し、続く二回戦はこの二次予選を制した平安中に、0-8で大敗してしまう。平安中は5年連続での優勝を飾ることとなる。
【京津大会】
一回戦 対 比叡山中 23-0
二回戦 対 八日市中 5-1
準決勝 対 大津商 2-1
決勝 対 滋賀師範 7-1
【二次予選】
二回戦 対 滋賀師範 3-2
三回戦 対 京都三中 0-8
選手
  • 伊藤 良平
  • 北野  弘
  • 花谷 重三
  • 原 喜三郎
  • 若原 正蔵