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1959年
(昭和34年)
第79回卒
第41回 全国高等学校野球選手権 滋賀大会 出場
チーム紹介
まだまだ用具等が不十分な時代で、ユニフォームは2年前の選抜時のお下がりを使用していた。旧チームから投手山崎、一塁松浦主将、内野の高田・小林、右翼手の杉田が残り、捕手北田、中堅手池澤が入りチームが大型化した。打てるチームを目指し打撃練習に時間を多く取り入れた。秋季大会では順調に勝ち進み、3年連続優勝して2年ぶりの選抜大会出場を狙ったが近畿大会で昨年に続き和歌山県勢に負けてしまった。冬は来季の夏の大会優勝を目標に練習に励んだ。

最後の夏を振り返って
最後の夏の選手権大会では、3年生エースが怪我のため登板できず充分なチーム事情ではなかったが、2年生投手の踏ん張りや頑張りもあり、一回戦から大差での勝利で決勝戦まで勝ち上がった。決勝は春季大会で負けている宿敵膳所との対戦であった。膳所には秋季大会決勝で勝利、春季大会準決勝で負け、連敗する屈辱は味わいたくない想いが強く11-0と大差で勝利し優勝した。京滋大会、相手はこれもまた宿敵平安である。湖国としてはなかなかここを突破することが出来ていない。滋賀県民のためにも全身全霊、力を振り絞り真正面からの挑戦であったが、好守・好投・強打の平安の前に大差で屈してしまった。最後に甲子園出場という夢は断たれたが、秋、夏と優勝出来たことは立派であると誇りに思う。最小限八商野球部の歴史の1ページに寄与できたのではないかと考える。
年間滋賀県大会 戦績
【秋季大会】
二回戦 対 長浜西 2-1
準決勝 対 膳所 4-3
決勝 対 伊香 3-2
【近畿大会】
一回戦 対 県和商 0-6
【春季大会】
一回戦 対 甲賀 11-0
二回戦 対 瀬田工 6-0
準決勝 対 膳所 0-2
【選手権予選】
一回戦 対 甲賀 8-2
二回戦 対 大津商 10-2
準決勝 対 彦根西 17-1
決勝 対 膳所 11-0
【京滋大会】
一回戦 対 平安 1-8
部長
  • 和田 忠三郎
監督
  • 井狩 忠之
投手
  • 山崎 康浩
  • 中村 昭治
捕手
  • 北田 昭海
  • 山形 現治
内野手
  • 高田 寿一
  • 山元 位佐夫
  • 小林 貞好
外野手
  • 辻 修吾
  • 松浦 三郎
  • 杉田 孝幸
マネージャー
  • 山田 善信